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座間味のコトー 離島の真相(6)3月定例議会の攻防

座間味のコトー 離島の真相(6)3月定例議会の攻防 2007/05/22

座間味のコトー 離島の真相(5)に引き続き、「seinosuke.com」から座間味の真相を探っていく。特に3月は村役場の不祥事を調査する100条委員会の議会報告、それに対する村長判断、そして医師への怪文書と大きな局面を迎えた。



座間味のコトー 離島の真相(5)に引き続き、「seinosuke.com」から座間味の真相を探っていく。特に3月は村役場の不祥事を調査する100条委員会の議会報告、それに対する村長判断、そして医師への怪文書と大きな局面を迎えた。

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座間味村役場。

 3月6日付新聞記事で注目の100条委員会の報告が掲載される(注1)。それに対して、

 「あとは村民全員がこの件に関してどのように考えるかだけです。ただひとりに責任を負わせて済ましてしまうのか、それともその背後に存在するものに目をやってそれを正そうと行動を起こすのか、につきるのではないですか。議員のひとりひとりが今迄のなまぬるいチェックを反省してこれからの村政をきちんと立て直すべく頑張っていただきたいものです。願わくば、これ迄放置されていた村の不祥事に関しての村のトップの責任を議会で取り上げ、しかるべく対応をされんことを!!!」

 「新聞では村長の『真摯に受け止める』との発言が載っていましたが、どうせいつもどおり、ほとぼりが冷め、村民が騒がなくなるまでじっとしているだけでしょう」

 など、100条委員会の調査を評価した上で村政の責任を追及するコメントが多く寄せられる。

 3月9日付記事で宮里さんは村政の不祥事への対応に疑問符をつける。

 「100条委員会の報告も済み、それを受けて村長はいつ報告書の内容に答えるのだろう/ ~仲村村長の10年間に何が起こったのか / ~この間、行われた各事業を検証しなければならない / たくさんのお金が使われたのは事実でしょう」

 それに対するコメントとして「出直し選挙大賛成!」「今日の新聞では東村の村長は村の金を勝手に流用した元助役を刑事告訴することにしたと新聞に載っていました。当たり前でしょう。税金ですよ。公金ですよ。前の船舶課の流用といい助役の流用といい座間味の村長はおかしい。ばれたらそれを返せば良い。何故罪に問わないのか?」などの村政批判が一気にヒートアップする。

 この後、3月定例議会が12日から16日まで開催される。100条委員会の調査結果を受け、村長の判断が注目される。4月19日付記事でその生々しい様子が再現される。

 議会が始まり、各議員に村長発言の内容によっては動議を発動し不信任案を提出する旨伝えました / 多くの議員が「100条委員会報告に従うと村長発言がすでにある」 / 「議会を無視しないだろう、正式発言を待って……」 / 「村長発言の後、私が休憩を入れます」 / 「村長発言が180度議会と違うのであれば休憩を入れて協議し緊急動議で村長不信任案提出でいいですか」

 議会日程も終盤になり、100条委員会報告に対する村長判断発言が行われた / 案の定100条委員会報告とは180度違うものになった / 村長発言が終わると同時に「休憩」を申し入れた / 一瞬、シーンとして村長はじめ村執行部がどよめいた / 村長「議会日程は全て終わった。休憩の必要なし」 / どこからとなく「日程にない」 / そこで「まだ、閉会宣言はしてない、休憩を求める」 / 議長「予定の議会日程は終わっている」 / 私が「それで休憩を入れてください」 / 事前に休憩を入れる段取りを議長はじめ各議員に了解を入れておいたが議場全体に「まずい」という雰囲気が伝わった / 村長「議長、議会日程は終わった閉会だ」 / 「いや、まだ終わってない」「休憩して村長発言について協議すべきだ」 / 村長「議長」 / 他の議員から「とりあえず、閉会して協議しよう」 / 「議長」 / 議長「予定日程は終了した、村長発言については閉会し事務局で協議します」 / 「これにて閉会します」

 ここでいう村長発言の内容は以下の通り(3月16日付seinosuke.com掲載、座間味村議会議長に宛てた仲村村長の発言による)。助役への刑事告発については「調査結果において実害がないとされることから告発はしない」とし、その上で「任期満了前の辞職願いを認める」とする。また、体験滞在型施設および周辺事業に関連しての担当課長所有の土地の村への売却問題に対しては、担当課長を「厳重注意とする」。そして村長自身の監督責任については、「平成19年4月~9月分の給与から10%を減額する」とした。

 昨年来、明るみに出た役場の不祥事に対する一定の「けじめ」をつける場ともいえるのが3月定例議会だった。一方、怪文書の消印は3月13日、医師の元に届けられたのが3月15日。定例議会期間と重なっている。


◇ ◇ ◇
 

(注1)
行財政運営調査特別委員会報告
座間味村議会議長 金城英雄 殿

              座間味村行財政調査特別委員会委員長 宮里順之


委員会調査報告書

 本委員会に付託された調査事件について、調査の結果を別紙の通り会議規則第77条の規定により報告します

座間味村行財政調査特別委員会調査報告書

1.調査にあたって

 調査によるこの別口座の取引の内訳は通帳にメモ書きされた記述のみであり、入金・出金に伴う内訳明細・領収書・担当者・決裁者等の客観的記録が皆無である。通帳メモについても高良助役の証言および記憶も曖昧である。

 関係者から聞き取り調査においても直接的言及は避けた証言が多くなった。この別口座の問題について当特別委員会と村役場との温度差は大きく、調査に当たって協力的とはいえず、資料請求にもなかなか請求資料がそろわない・資料閲覧において調査委員に監視をつけないと閲覧させない・資料のコピーを取るにも3日もかかるなど、調査方法に当初折り合いが付かず、守秘義務および当特別委員会委員の資質を問うような姿勢など、この問題に対しての役場側の問題意識に疑問を持たざるを得ない。

 そのような態度はこの別途通帳が新聞等で報道され特別委員会の調査対象になったことへの役場当局の強い被害者意識があることによるものである。当初よりの問題点の相違を乗り越え、この別途通帳問題の解明に積極的な対応でのぞむ姿勢を示さなければ、地方自治の主役たる住民不在の姿勢と非難され、住民の行政不信を払拭できない。

2.別途通帳(別口座)の調査報告

 別途通帳の入出金件数・金額

入金取引92件 のべ金額 177,928,365円
出金取引75件 のべ金額 177,928,365円

 別途通帳の取引内容から以下の取引パターン別に論証します

(1)一般会計および特別会計からの支出負担行為による支出金の入金

 高良助役および関係する課および職員からの聞き取り・証言および支出負担行為決議書兼支出命令書・現金出納簿・預金通帳等で確認が取れる別途通帳への入金であり、工事代金・その他と推定できる。その多くが決算時における未執行予算である。その中に平成6年6月2日に、この別途通帳新規開設取引となる村営住宅工事代金の52,449,330円入金がある

 この間の経緯について平成6年6月10日の6月定例議会で当時の与儀元村長から議会に対して説明がなされている(資料添付)

 この件からすでに12年が経っていることから当時のことを正確に証言するのは難しい。当時の元議員に村営住宅工事請負業者の倒産にかかわる件の聞き取り調査を実施したが、ほとんど記憶がないとの返答である。

 当時の出納責任者である元出納長からの聞き取りにおいても、元出納長一人の責任で行った通帳残高を0円して引き継ぎ、その後の取引は関与してない。

 当該事業が無事完了している事や実害・被害者認定ができない点、請負業者倒産という事故による緊急避難的処置としての処理と思える。平成6年6月14日の入金の23,052,202円共に平成6年6月29日までに支出負担行為兼支出命令書および領収書にもとづく出金がされていることからも事件性はないものと思われる。

 ただし、その事務処理に疑問が残るものである。平成6年6月29日で通帳残高が0円になった時点で解約処理をしなかったことが、その後、12年に及ぶ別口座が運用されることとなったことの責任および適正な事務処理を行わなかったことが行政不信・職員の不正の温床につながる結果となった。

 その翌年の平成7年から平成12年まで決算ごとに未執行予算が入金されつづけられた事実は村の予算執行に大きな不信感を待たざるを得ない。その中でも、平成7年5月31日に入金された22,684,024円は、その入金根拠とされる支出負担行為兼支出命令書および一般会計通帳出金額と入金当初から10万円の差額があり、その入金額の一部である慶留間空港草刈賃金合計220万円が翌年の平成8年4月24日までに処理されるのであるが、77,500円が未処理である。あわせて177,500円が別途通帳から出された形跡はない。

 この件について証人尋問において(資料添付)高良助役より明確な回答が得られず、当時の出納員に確認調査する旨の発言しかもらえてない。高良助役が別途通帳を運用管理した平成7年7月から解約処分する平成18年2月20日まで、高良助役一人の責任で運用管理したと証言しているが、聞き取り調査および証人尋問での発言から疑問を感じるものである。

 実質、運用管理を高良助役がするのが平成7年9月5日の11,681,000円の出金からであるが、残高0円になった平成6年6月29日から平成7年6月30日までの間、誰が運用管理していたか不明のままである。
 
 平成8年5月31日入金の9,324,113円、支出負担行為兼支出命令書にもとづくと推定される入金である。しかし、その後、一般通帳との入出金が繰り返され不透明感がある。特に平成8年7月22日一般通帳に戻った8,599,000円について、高良助役に聞き取り調査を行ったが協力を得られず、不明のまま調査打ち切りとなった。

 当事者の説明責任放棄とも取れるこのような態度は村執行部との別途通帳問題の認識の差の深さを感じるものである。この件における実害・被害者認定ができず、役場側の全面的協力がなければ調査の限界を認めざるを得ず、その他の取引パターンにおいても同じような状況になったことを報告します。

(2)その他の取引パターン

 平成7年12月14日の入金40,519円以降、雑多な入出金が行われる。そのほとんどが不明な入出金といわざるを得ない。確かに通帳メモはあるが、そのメモについても説明ができないものが多い(資料添付通帳明細およびメモ整理したもの)40,519円の入金についても平成7年6月30日以前とあるだけで、どのような種類のお金なのか、聞き取り調査でもわからない不明な入金であり、出金された形跡もない。

 平成7年12月14日の入金921,665円メモには引継ぎ歳計外とあるが、これに伴う出金と思われる平成8年5月27日の616,868円(県税支払い)であり、差額の304,797円の出金が不明である。ここで出てくる歳計外および県税とは役場職員関係の給与からの天引きによる県税その他と推測される。

 平成8年1月16日の入金870,000円(船舶歳計外現金)とあるが、船舶課および出納室に聞き取り調査をしても、記録もないし、わからないとの返答である。平成9年10月17日までの1年9ヶ月の間、この口座に滞留したことになる。

 これらのお金の種類について現調査段階において断定的な表現はできない内容である。公金とその他のお金が出入りしている口座であり、その不透明感はぬぐえない。
その中で行われた立替行為(一般会計・21座間味・行事関係・職員等)は不明な資金移動といえる。その中で平成14年5月31日の固定資産税の立替は翌月の6月6日、6月10日に返金されたが、他の納税者に不公平感を与え、また、納税意欲を削ぐ非難される行為である。

 それらの行為の実害・被害者認定が調査では難しいが、不透明な行為である。平成8年6月7日362,146円(窓口6月6日)、平成10年1月14日1,760,088円全会計残高照合)、平成10年6月8日180,869円(基金利子分)などの不明な入金である。平成18年2月20日解約時点での2,591,526円の明細も不明である。21ざまみ設立に関連した株代金の立替および受け入れ、ふるさと創生資金からの無断立替等の調査については、未だ、請求資料が提出されてないものもあり、第三者関与を含め調査を終えておらず、今回の報告からは外すこととします。ただし、立て替え金の最終返金が平成17月16日に返金されており、立替から6年以上もたっている点などその管理に疑問を感じる等、21ざまみ設立準備室および21ざまみについては別途言及することにします。

 別途通帳についての全容解明は特別委員会調査では限界があり、以上のような報告に終始せざるを得ない。このことは、別途通帳および村役場に対する不信感ばかりが残る結果となり、地域秩序・行政秩序を一刻も早く取り戻すには、当委員会の勧告・意見書による村長判断の採決により終結させることを望むものである。

 
(3)大浜土地売買に関する調査報告

 大浜の体験滞在型施設および周辺事業に関連しての、担当課長所有の土地の村への売却問題である。

 大浜土地売買は平成10年12月11日に強制競売入札により、担当課長が取得し、平成16年10月21日に村と売買契約をした。この件は、新聞報道されるくらい地域住民が関心を寄せており、当委員会調査による真相解明が望まれている。当該担当課課長が1.立場を利用して土地を取得し、2.村に売却し利益を得たのではないかという疑惑が持たれている点である。

 担当課長が利益を得たかどうかをどう判断するのが取得金額と売却金額・土地単価差額等意見の分かれるところである。土地取得が計画前かどうかについても、担当課課長として公式文書もって計画案スタートとするかどうかは疑問といわざるを得ない。そのような論議よりも当委員会は担当課長のこの件に関する発言等から、村に売却目的で取得したことは明白であるが、その動機は村のためという善意を考慮し、また、利益を得たかどうかは判断が難しい部分でもある。

 このような疑惑は、担当課長が当該課に長年在籍し人事が硬直化しのも一因であり、課長という立場による業務・結果を優先した行為で、公務員という客観性を問われる立場を忘れた独断的判断による結果だといえる。

 今回の問題は立場を利用した土地売買による利益を得たという疑惑という視点ではなく、公務員として、担当課長として取るべき行為であったか。それにより多くの誤解を招き、同じ役場職員の信用を失墜させるような行為として反省すべきである。

 行財政運営調査特別委員会の調査において、これ以上の調査は限界があり、以下の勧告を持って当委員会を閉めたいと思います



1. 別途通帳調査において、高良助役はその責任を認めており、かつ、一人の責任で全て行ったものと証言してる。その行為は強く非難されるものである。実害・被害者認定が調査で立証が難しく以下の2案を持って勧告する。そのいずれかを村長判断により実施を望む。

<1>村長自ら被害者として、高良助役を刑事告発し全容解明し住民の理解と再発防止に務る。
  
<2>実害・被害者が認定できないが高良助役の行為は許しがたく、村長による辞職勧告を行う

2.大浜土地問題について、大城課長の独断的判断による行為は、座間味村および住民に誤解と影響を与えたことは間違いなく、反省を促す上での降格は必要とする。

3.座間味村議会に対して、21ざまみに関する調査は不十分であり、地域秩序および行政秩序等を考慮し、当委員会での調査ではなく、議会よる監査請求による監査の必要性を勧告する

4.当委員会発足にいたった経緯について、職員の不正事件から尾をひく形での別途通帳発覚、その対処に問題がなかったか。監査委員・議会がちゃんと機能していたか疑問に思える。ことの重大さを認識できず、事なかれ主義に陥ったと非難されても仕方のない対応ではないか反省すべきである。住民利益にたった対応がなされたかは疑問といわざるを得ない。

 全ては秘密裏に決定されたことが行政不信へとつながっている現状においてこの機会に全体協議会等すべてオープンにする必要がないか検討すべきである。監査委員においても、口頭による意見ではなく、文書による意見書として徹底すべきである

 12年間も別途通帳が 運用された事実は大きく、当事者でないにしろ村長の監督者としての責任は大きい。真摯に反省し、自ら処分が必要ではないだろうか。

◇ ◇ ◇

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参考サイト:
seinosuke.com

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