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戦争は最大の環境破壊 沖縄・田中優さん講演

戦争は最大の環境破壊 沖縄・田中優さん講演 2007/03/07

様々なNGOの活動家・田中優氏が沖縄で講演した。「環境破壊と戦争は共に元を辿るとお金の問題に行き当たる。自分たちのお金を戦争に使うのではなく、社会に良いことに使おう。戦争こそ最大の環境破壊だ」



田中優トークショップ「もっとみんなと楽しく暮らす方法~お金とNPOのつなげ方」が4日、那覇市のてぃーるーむgooで行われた(主催:気候アクションセンターおきなわ)。「革命的アジテーター」(私が勝手に命名した)優さんのエネルギッシュなトークに、会場はムンムンとした熱気に溢れ、50名以上の参加者は最後まで集中力が途切れることなく強烈なアジテーションに感染した。

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アラスカの氷河の写真から地球温暖化問題を解説する田中優さん

 未来バンク事業組合理事長、NPO法人足温ネット理事、そして「戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方」など著書も多数の優さん。ミスチルの桜井和寿、小林武史、坂本龍一らが出資して話題になったapbank顧問(仕掛け人ともいわれている)としても有名だ。

 環境破壊の元を辿るとお金の問題に行き当たり、同じ構造を持つのが戦争の構造だ。それを食い止めるためにいかに、なにをすべきかをポジティブに、理論的に、そして極めて明快に語る。簡単にいうと、それが田中優さんのトークの中身だ。いったんそのアジテーションを浴びた者は、即行動に移らざるを得ない。以下、その一部をお伝えする。文責は当然ながら私にある。

 ピークオイル問題とはどういうことか?今後巨大油田は見つからない。反比例するように石油消費量はピークを迎える。消費は全く鈍化しない。すると供給できないギャップを迎えることになる。2010年が需要に生産が追いつかなくなるピークだろう。

 5つのエネルギーが戦争をつくっている。石油、天然ガス、それらを通すパイプライン、水が豊か、鉱物資源。であるならば、戦争をしないためにエネルギーを自然エネルギーにシフトしよう。

 世界最大の投資会社「カーライル」は何に投資をして設けたのか?安い株を買って高くなった時に売る。これは当然だが、カーライルはこれを軍事でやっている。しかし軍需は常に政府しか買わない。パパ・ブッシュがこの株を買っておいて、息子が発注し、パパは大もうけする。

 日本の政策投資銀行(郵貯など)はアメリカの軍需に投資している。アメリカの軍事費を支えているのは私たち(日本人)の貯蓄だ。自分たちのお金を戦争に使うのではなく、社会に良いことに使おう。それがNPOバンクだ。

 優さんらしいと私が思うのが次の言葉だ。戦争こそ最大の環境破壊だ。「戦争に反対しない環境保護なら、戦争で滅びるだろう」。このイベントは「NPO月間クロージングイベント」ということもあって、参加者の多くはNPO関係者で占められているように見えた。環境保護、福祉、まちづくり、その他なんでもいいが、一見すると関係ないように見えてもそれらも実は戦争の問題と繋がっている。「子供を地域で育てる活動には興味があるが、基地反対!と声を上げることはしない」などというのは欺瞞にすぎない。木を見て森を見ていない。おおもとの構造を変えなければ問題解決にならないのだ。

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農業を始める上でのアドバイスを求める大学生の参加者

 トーク終了後、一服しに外へ出た優さんと短い言葉を交わした。「沖縄は(運動が立ち上がることが)必要なんだけどね……」。優さんのように人の10倍も20倍も駆けずり回る人に過重な負担を強いるのは持続可能なコミュニケーションではない。せっかく蒔かれた種には水をやり、芽を出すように育てよう。それはその地の人たちの仕事である。

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駆け足で場所を移し、映画「ダーウィンの悪夢」のトークショーで熱っぽく語る(那覇市桜坂劇場にて)


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