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沖縄キャンプ~今年も「代打、オレ」古田・最年長左腕工藤の汗が光る!

沖縄キャンプ~今年も「代打、オレ」古田・最年長左腕工藤の汗が光る! 2007/02/14

プロ野球はキャンプ・シーズンに突入。今年もセ・パ8球団、韓国3球団が、気候の暖かい沖縄に爽やかな風を運んでいる。



ヤクルトのキャンプ地は浦添市民球場。先週昼前に訪れたところ駐車場が満席であきらめざるを得なかったので、今回は余裕を持って午前9時半頃到着、無事入場できた。球場入場口に貼られた予定表を見ると「10時からウォームアップ開始」とまだ間がある。それでも選手を間近で見ようと既に結構な人だかりができている。

 やがてユニフォーム姿が現れた。早足で無表情に通り過ぎたのがいきなり古田だ!サングラスをかけているのは青木か。ラミレス、リグス、新加入のガイエルら外国人選手は笑顔でタッチに応じ、ファン・サービスに積極的だ。その横を早足で走り抜ける石井一久。やっぱり彼はマイペース?

 ウォームアップ、ダッシュ、キャッチボール、そして内外野に分かれてのノックという前半の行程を、一塁側内野席で見る。やはり知っている選手を目で追うことが主になる。石井一久、高津、木田ら「メジャー組」、青木、宮本ら「WBC組」などが目立つ。

 その中でも注目したのは古田敦也プレイング・マネージャーの「動き」だ。監督であり選手でもあるという役割分担を実際練習中どのようにこなしているのか、とても興味があった。やはりそれは現場でないと分からないだろうから。昨年開幕当初はチームの不振が続き、眉間に皺を寄せ苦悶の表情が痛々しかったが、交流戦を機に上昇気流に乗ってからベンチでの物腰も落ち着いた。

 内野ノックというのはそれぞれのポジションに数人がつき、順番でノックを受けるというものだ。キャッチャーも同様数人が配置される。キャッチャーとしての装備をした古田はその列から一歩退いた位置で、特に声を出すこともなく全体の状況を厳しい表情で見つめている。そして数回に1度の割合で自身もノックを受ける。その間合いはノックという反復作業の中に違和感なく機能的に溶け込んでいる。9人の野手の中でただ1人プレイを俯瞰する位置にあるキャッチャーというポジションの特異さを改めて認識させられた。

 見事なバットさばきの馬場コーチのノック終了後、野手はバッティング、投手はブルペンに移り投球練習へと入った。石井一久、木田、左のエース藤井らが並んだ豪華な布陣。プロの球の速さを近くで見るのは久しぶりだ。キャッチャーミットに食い込むような「スパン!」という音が臨場感溢れこだまする。いつのまにか古田「捕手」はお馴染みのスタイルで投球を受け、投手の仕上がり具合を確認していた。

 昼過ぎ横浜ベイスターズのキャンプ地、宜野湾市立野球場へ移動する。海沿いに立地しているため、海風が潮の香りを運ぶ。ベイスターズに合った球場といえようか。室内練習場入口に人だかりがしているので近づいていみると、ハマの番長、三浦大輔投手がインタビューに答えているところだった。そしてその背後にアイシング姿の工藤公康投手が見える!ということは既に投球練習を終えたということだ。ああ、残念……マスコミの注目度同様私も工藤の投球を一目見たかったからだ。

 気を取り直し球場内へ。内野席は7割方埋まっていた。その観衆が見守る中、グラウンドでは野手のバッティング練習が行われていた。金城、佐伯らがゲージに入っている。投手の1人をベテランの川村投手が務めている。主砲・村田が木塚投手を相手に軽快な音を響かせ、柵越えを連発している。

 次に登場が、石井琢、種田、巨人から移籍の仁志らニ遊間選手。この3人が並ぶのも興味深い。種田と仁志はセカンドのポジションを争う、しかも同世代の実力プレイヤーだからだ。2人の微妙な距離には早くも目に見えない火花が散っているように見えた。負けん気の強い仁志の加入は内野陣に大きな刺激を与えることは間違いないだろう。

 球場外の屋外練習場では投手メインでダッシュが行われていた。160キロ最速男・クルーンは腕のタトゥーをのぞかせならが軽やかな動きを見せる。ソフトバンクから移籍の寺原は辛そうな表情を浮かべながらがむしゃらに走っていた。ここ数年負傷続きで結果の出せなかった寺原にとって今年は勝負の年だろう。

 三浦と工藤が並んでいる。新天地を求めた44歳球界最年長左腕にマスコミが集中する中、「打倒工藤です(笑)」と答えていた三浦を先日テレビのスポーツニュースで見た。長年ベイスターズのエースを務めてきた「番長」のプライドがそういわせたのだろう。しかしこのダッシュ練習では三浦の方から工藤に話しかけ、気を遣っていると思わせる場面が幾度かあった。優勝請負人として、また球界の宝としてリスペクトの念を正直に現していたその光景に清々しい思いがした。

 その工藤は早くもどの選手よりも真っ黒に日焼けし(自主トレ段階で先に沖縄入りしていた)、トレードマークの額の汗をいっぱいにしながら、若手に混じり黙々と走りこんでいた。間近で見るとつくづくこの大投手の背の低さがよく分かるが、それにも拘らず存在感は他を圧倒している。若手はこの大投手から積極的に学び、盗むべきだろう。

 図らずも私の関心は古田、工藤という、マスコミのそれと同じになってしまった。他の視点で見たかったのだがどうしてもこうなってしまった。それは彼らが私と同世代だからということが大きい。そして二人とも広い視野を持つユニークな社会人であり、なおかつ現役にこだわりそれに相応しい肉体作りをしている欲張りな男たちだ。そんな男が私は好きなのかもしれない。

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熱心な女性ファンたち。県外から駆けつけたのだろうか?

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プレイング・マネージャー古田は捕手になったり監督になったり臨機応変で変わる。

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ベテラン高津。いくつもの修羅場を潜り抜けてきたこの男はスワローズ投手陣にとって貴重な存在。

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メジャーから日本に復帰した昨年は豪腕から技巧派へのイメージチェンジが新鮮だった石井一久。

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昨年はWBCでの活躍、シーズンでは最多安打と、若くして早くも貫禄の出てきた青木。

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少年ファンに対し気軽にサインに応じる大矢新監督。やさしいお父さんといった雰囲気。

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巨人から移籍の仁志。シャープなバッティング復活なるか?

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ハマの長距離砲・村田の打球は軽々とフェンスを越えていった。

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工藤の野球に対する姿勢は他の選手の鑑だ。

◇ ◇ ◇

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