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沖縄は常に「小異」である

「小異を捨てて大同についてもらいたい」

本日の琉球新報・沖縄タイムスによると(両紙ともサイト掲載なし)、8日米軍普天間飛行場の県外移設を求め沖縄から訪れた沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)の要請を受け、その後記者会見した北沢防衛大臣は、膠着する同問題について、話し合いを継続し打開策を見つけたい旨の発言をし、さらに続けた次の発言。

予算案成立に向けた社民党との協力を取り付けることについて「一度は政権交代で連立を組んだから政治のベクトルはかなり共通するところがある。早く予算を通して国民生活の安定と経済成長や雇用につながる施策の展開のために、小異を捨てて大同についてもらいたい」と述べた。
(2月9日付琉球新報)


これは3日の衆院予算委員会の中で、照屋寛徳氏(社民党)が、普天間の名護市辺野古への関連費と東村高江のヘリパッド建設費を予算案から外さない限り、予算案賛成には応じないと述べ、政府方針の転換を求めたことを受けての発言である。

いうまでもないが北沢大臣のいう「小異」とは、辺野古新基地建設、高江ヘリパッド建設など沖縄の基地負担を指す。「我が国の政治が混迷しているときに、そんな小さなことにいつまでもこだわっていないで、またいっしょにやりましょうや」というようなことをいいたいらしい。政府の沖縄差別をこれ以上ないくらい正直に認めた発言である。

しかも、かつて連立政権を担った社民党へ復縁を迫っているかのような軽薄さも白々しい。辺野古回帰した鳩山政権を認めない福島社民党党首の首を斬ったことなど忘れたかのように。

遡れば、3日の照屋氏の質問「何が何でも日米合意に基づく普天間飛行場の辺野古移設を強行するのか?」に対し、菅総理は、辺野古は人口密集地でないので普天軽減につながると発言していた。

差別は差別している者がそれを自覚していない状態がより深刻である。この国のリーダーたちはみな重度の不感症患者である。中央の不感症は即伝染され、辺野古や高江という、まぎれもなく人の営みがある場所を汚染しようとする。

大なる者が異を唱える小さき者を力でねじ伏せる。あるいはねじ伏せることに加担しなくても、それを容認する。このような態度は政府のみならず、沖縄の中にもある。自分たちが「小異」とされ蹂躙されているというのに、さらにその中の「小異」を無視する。

新たな基地建設を阻止しようと動く人、官僚機構の末端で計画を消化しようとする人、その下で「生活のために」働く人、それらを知ってもなにもできない人、情報を知らされない人、同じ時間に隣で種をまく人。みな、大して変わらない小異ではないかと思いたい。いったい自分たちのしていることが、自分の意志でやっていることなのか、踊らされていはしないか。こういうときこそクールに空を見上げたいものだ。

関連サイト:
テルヤ寛徳のブログ
菅総理と北沢大臣の“暴言”と“妄言”

(西脇尚人)
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