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書評『徹底討論 沖縄の未来』

書評 『徹底討論 沖縄の未来』 

書評用p2「沖縄の未来」


著者: 大田昌秀・佐藤優
出版社: 芙蓉書房出版
発刊: 2010年1月


 まず読了後の一言。「あまりにも知らない事が多すぎる!」それが、現在・過去・未来 全てにおいてなのです。私が物事を知らなさすぎるのでしょうか?(それもあるのかもしれませんが・・・)あまりにも国民に そして県民に知らされてないことが多いことをこの本で知ったのです。
 それらの事を本書では 元沖縄県知事で、参議院議員で、そして鉄血勤皇隊として沖縄戦を生き抜いた大田昌秀氏と元外務官僚の佐藤優氏のお二人がそれぞれの立場で お互いの知ってる事を 双方の視点からの見解を持って討論しています。討論なのでもちろん意見が分かれることもあります。でも 二人に共通しているのは「沖縄への思い」「将来の沖縄の為には知力をつけることが必要だという意見」です。
 かつて ニューヨークタイムズの記者に「醜さの極致」と表現された沖縄戦。薩摩の琉球入りは 侵入だったのか 進入だったのか。北緯30度線の 日本にとっての位置づけ アメリカや諸外国にとっての位置づけ。その 過去と現在。沖縄は捨て石なのか?沖縄戦の結果生じた基地問題。基地返還後の沖縄は自立できるのか?などなどおそらく 基地問題がクローズアップされている今、県民誰もが関心ある事だと思います。
 これまで 漠然と悲惨な過去と考えていた沖縄戦。あたりまえとしてあきらめていた米軍基地。これらを 今後私たちは どう捉えていけばいいのだろうか?そう 考えていると思います。
 それらを理解し、解決する為には、諍いをするのではなく、論争をする事が必要であり 論争をする為に 情報を収集し、分析する知力をつける事が必要だとお二人は共通して説いています。
 大田氏がアメリカの公文書館より集めてきた沖縄戦の資料などが沖縄県立公文書館では自由に見ることができるそうです。又、現宜野湾市長で 今年11月の沖縄県知事選挙に立候補した伊波洋一氏も 様々な資料をアメリカより持ち帰り 県民の元に公開しています。
それらの情報と国の出す情報 それらを見比べ 私たち 一人ひとりが沖縄を考える時期が来ているのではないかと思う。そんな1冊でした。 


(多田明日香 2010/09/19)

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