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ズバリ!知事選を語りたい

ズバリ!知事選を語りたい 2006/08/11


8月4日(金)那覇市の沖縄大学にて、「ズバリ!知事選を語りたい――沖縄の未来を開く人は?――」というシンポジウムが開催され、100人弱の参加者が席を埋めた(主催:開かれた知事選のための実行委員会)。

 11月に知事選を控えた沖縄では、このところ新聞紙上で与野党両陣営による候補者選考の記事が掲載され、既に数名の名前が挙がっている。ある候補者の辞退が発表され、その後同じ候補者が再浮上するというようなことも起こり、両陣営ともすんなりとはいかない状況にあることが浮き彫りになっている。選考委員会はその内部で日夜苦労をしていることだろう。だがその苦労も政党、労組などで利害関係のある人以外の県民にとっては、ややもすると蚊帳の外に置かれて事が進められているという印象を持たざるを得ないのもまた事実だ。

 主催の中心となったのは写真家・石川真生さん。真生さんが常々口にするのは(基地問題などを)「“一般ピープル”(その中でも特に若者)にいかに関心を持たせるか」が重要だということ。その“一般ピープル”に開かれた、わかりやすい形で、選考過程に興味を持ってもらいたい、というのが開催理由のようだ。

 もう1つの理由としては、政党の思惑だけで決められることへの激しい拒絶感だ。先の名護市長選挙では、革新系の中で調整が出来ず、候補者が2分したことが敗因となった。その結果選ばれた保守系・島袋市長が、日米軍事再編による辺野古沿岸案を受け入れる、というあまりにも苦すぎる現実を目の前に叩きつけられたからだ。あの同じ過ちを決して繰り返してはならない、という切実な思いが込められている。

 シンポジウム参加要請に応えたのは2名。それ以外は当日までに辞退表明をしたので、結局「革新」候補2名の話をじっくり聞ける場所となった。1人は山内徳信氏。山内氏については、「沖縄で山内徳信さんを知事にする会がつくられた」を読んでいただきたい。もう1人は下地幹郎氏。情報発信力に秀でた下地氏については、JanJan国会議員HP一覧にもリンクされているのでご覧いただきたい。

  photo18.jpg    
  山内徳信氏(中央)。「71歳は磐石の年齢だ」と元気ぶり
  をアピール。本当に元気です。


  photo19.jpg
  下地幹郎氏(中央)。HPにはその政策が具体的にアップされている。

 自ら司会を務めた真生さんのズバリの質問に、両候補者の相違点、思うところなどがはっきりした。他の司会者であったらこうはいかないだろうと思われる場面が多くあり、会場も引き込まれるようにその一問一答に耳を傾けた。不謹慎といわれるかもしれないが、立派なエンターテイメントとさえいえるのではないか。ではその一部を紹介しよう。

Q:日本政府に対して、基地問題をどうもちかけるか?
山内氏:反対のための反対を唱えているわけではない。きちっとした理論武装のもと、民主的に、合理的に、科学的に外交努力をする。それは琉球王国時代からやってきたこと。
下地氏:県外移設が一点。だが1996年以来普天間基地がなくなっていないという現実がある。それに対して(嘉手納統合案、暫定的ヘリポート案という)代替案をいっている。ただし、これが最後ではなく、最終的な目標は全面基地撤去だ。代替案はそれに繋げるという意味でいっている。全体のパイを減らし、県民が目と耳で感じられるようにすることが大事だ。
山内氏:代案をつくるといつのまにか本案になってしまう。基地内移設は県民の忍耐を超えている。幸福権として、人権として、議会・県民一体となって基地撤去を日米両政府に要求すべき。

Q:振興策無しでやっていく秘訣はあるか?
下地氏:予算はもう上がらないと見たほうがよい。何をもって自立とするのか?私は、失業率3,4%以下、県民所得を全国平均の80%に上げることを具体的な目標にしたい。その中で観光産業が一番重要だ。
山内氏:(1つのアイデアとして)嘉手納弾薬庫返還跡地利用として、東北のお年寄りを対象とした「長寿避寒福祉村」を構想する。果樹園芸などで内発的な経済開発をすること。とにかく沖縄県民の主体性が問われている。

Q:あなたが知事になったとします。キャンプ・シュワブに強制的に飛行場建設の工事がやって来たら、どうするか?
下地氏:自ら立って防ぐ。
山内氏:県民一体となって現場にいきましょうや。

Q:キャッチフレーズは?
下地氏:「沖縄が変える」。
山内氏:「沖縄うまんちゅのためにつくす」。

会場には候補者の1人として名前があがり辞退を表明した高良鉄美琉球大学教授が駆けつけコメントを述べた。「(県民あるいは国民?)一人ひとりが5%沖縄のことを考えるだけで違ってくる」。個人的に最も響いた言葉だ。一方では、利害関係のある政党や労組による「政治」。一方では生活を犠牲にして座り込みを続けるスーパーマン的がんばりを見せる「活動家」たち。「一人ひとりが5%沖縄のことを考え」れば、「政治」に無関心を装うことも、少数者のがんばりも必要なくなるだろう。だから私も「一人ひとりが5%沖縄のことを考え」られるよう、これからも沖縄について書いていこう。

(西脇尚人)

     ◇

参考リンク:
下地幹郎ホームページ

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