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石川真生写真展 フェンス OKINAWA II

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写真家・石川真生の写真展「フェンス OKINAWA II」が那覇市民ギャラリーで開催されている。

ほとんどの写真がここ1,2年に撮影されたもので、会場を一周すると石川真生の直近の興味の対象が概観できる。日常化したフェンス周辺の風景そのものをしつこく追うことで、「基地があることがあたりまえ」を異化させてしまう前回の写真展に比べ、今回は人物を対象としているものが多い。フェンス周辺、コザ、金武町、反対運動のひとコマなどその範囲は広い。広いがそれぞれと石川の距離は等間隔に位置している。

コザのストリート、休日の風景だろうか、白人の少女がおもちゃの機関銃を上向きに掲げ、沖縄人の男性が打たれたふりをしておどけている。それを横目に通り過ぎる人々。フレームぎりぎりで、年老いた女が空き缶回収の袋をいっぱい詰め込んだ手押し車を押している。女の表情は険しく倦んでいる。

辺野古のプールバーだろうか。やや粒子が粗く捉えられた店内。店内が狭いのか、構図によってそう見えるのか定かでない。普段着の米兵たち数人が台を囲んでいる。恐らくプレーの途中であろう、男たちはみな静謐な表情を浮かべている。カメラを意識しないほどゲームに夢中なのだろうか。

夢中になっていてほしいと恃んでいる自分に気づく。

写真展は19日(日)まで。

(西脇尚人)

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