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試食がおすすめ 「沖縄の産業まつり」

試食がおすすめ 「沖縄の産業まつり」 2007/10/29

沖縄県内の企業、団体、個人の特産品、新製品が一同に集う第31回「沖縄の産業まつり」(主催:同まつり実行委員会)が10月26日(金)~28日(日)の日程で那覇市の奥武山公園と県立武道館で行われた。



沖縄県内の企業、団体、個人の特産品、新製品が一同に集う第31回「沖縄の産業まつり」(主催:同まつり実行委員会)が10月26日(金)~28日(日)の日程で那覇市の奥武山公園と県立武道館で行われた。年1回のこの催しは沖縄県民にとってはおなじみのもの。初日の26日には昨年を上回る5万2,000人が集まり、場内は心地よい秋の日差しの下、華やいだ雰囲気に包まれた。

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戦後沖縄の食を支えたポーク

 人が集まる理由のひとつにバラエティに富んだ特産品の試食がある。お母さんや子供たちに負けじと、私も腕を伸ばしうちなーむん(沖縄もの)の数々に舌鼓を打った。その中からいくつかを紹介したい。

 シママース(沖縄の塩)は近年注目を集めているが、「青い海」は1972年の本土復帰に伴い、塩専売法の規制により製造できなくなった伝統ある塩造りの文化と、それを育む青い海を守ろうという有志の集まりがそもそもの原点、つまり食の安全と自然環境の保全が理念としてある。沖縄・糸満の沖合いの海水のみを原料とし、平釜で煮詰める。

 会場には黒糖販売の店がいくつも出店していた。大の黒糖好きの私もあちこーこー(できたてのほやほや)の旨さを始めて体験できた。海邦商事の「地釜炊き黒糖」は、その場で釜炊きを実演するパフォーマンスが眼を惹く。さらにまだ温かく軟らかい黒糖を店の外まで出向き試食を勧める積極性を評価したい。硬い黒糖とはまた違ったやさしい味は忘れられない。

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左:黒糖釜炊きの実演。右:うちなーとうふの揚げ豆腐は絶妙の味

忘れられないといえば、「うちなーとうふ」の揚げ豆腐(ワサビマヨネーズ味)も秀逸の味だ。沖縄の「かたどうふ」の旨みをそのまま活かし、外側の揚げの香ばしさがさらに食感を刺激する。ワサビマヨネーズ味でいただけば、酒のつまみにはもってこいだ。

 「山原シークヮーサー」のピュアな酸っぱさもまた忘れられない。シークヮーサーというと、酢の物に添えられたり、飲料にしても他のフルーツや炭酸と混合されたり、それ単体の味で商品にするというのはこれまであまり無かったように思う。そこをあえて「沖縄特産100%果汁」で勝負したのは、ナチュラル嗜好の消費者をターゲットにしたのだろうか。いずれにしても私好みの味である。

 沖縄の味噌文化も独特のものがある。種類が豊富でそれぞれ用途に応じて使い分けるのが特徴。「久米島みそ」は、「調合」、「油みそ用」などが並べられ試食できるのがうれしい。

 渡嘉敷島の黒米はもっちりとそして一粒一粒を味わいたくなるほど贅沢なお米だ。「無農薬有機栽培の黒米を生産しているのは島で私の主人ただ1人です」と試食をいただいた方から答えが返ってきた。沖縄離島の「米づくり事情」がよく分かる話だ。

 沖縄特産品の課題は、加工を工夫することによっていかに他との差別化を図るか、また、背景にある独特の文化・歴史という物語をいかに魅力的に伝えるか、などが上げられている。一方今回紹介した塩、黒糖、豆腐、味噌などは食文化としてみな基本的なものばかりであり、同時に「沖縄オリジナル」なものであるが、これはひとえに沖縄で生活している私自身が個人的に求めているものが結果的にそうなったに過ぎない。ベーシックなものがオリジナルであるというのが私にとっては沖縄の食文化の魅力なのだろう。

◇ ◇ ◇

関連リンク:
社団法人沖縄県工業連合会(沖縄の産業まつり実行委員会)

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