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「黒帯 KURO-OBI」 空手アクション力強く

「黒帯 KURO-OBI」 空手アクション力強く 2007/10/16

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「黒帯 KURO-OBI」(C)2007 KURO-OBI PARTNERS

 「黒帯 KURO-OBI」を観て、映画という表現手段が持つ「力」とを改めて確認させられた。私が「力」を感じたのは、ただただ観る者をひきつけるアクション・シーンの力だ。いや、それはリアルな魔術と言い換えてもいい。

 時代は日本が軍国主義に傾斜していく昭和初期。3人の若い空手家は伝統ある黒帯の継承をめぐり、時代に翻弄されながらもそれぞれの道を歩む。「空手は争うためにあらず」という師の教えを頑なに守る義龍と、強い相手を求めて攻撃を仕掛けていく大観の対立を軸に、どちらが黒帯を手にするのかという「seek&find」の物語が簡潔なシナリオによって展開する。武道を通じて「本物の自分に出会う旅=soul searching」というテーマも無理なくはめ込まれている。

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しかし、この映画を映画たらしめているのは、そういった説話形式の見事さではなく、全編を通じたアクション・シーンのヤバさだ。それは義龍を演じる八木明人が日本空手の源流である沖縄空手を代表する空手家であり、大観を演じる中達也が沖縄から本土に空手を伝えた伝統派空手道の師範であるからこそ可能となったヤバさだ。私はこのような迫力あるアクション・シーンを観たことがない。特に中達也の身のこなしと存在感は尋常ではない。

 それだけで映画の力は表現できない。試しにプロの空手家の闘いをビデオカメラで記録してみればよい。それだけで映像として力があるかといえば、そうではないだろう。撮影、照明、編集、音響効果などの技術がそうさせているという、当たり前の事実を見逃してはならない。特に空を切る音響効果は秀逸だ。

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 日本空手の源流が沖縄にあり、主演の八木明人が沖縄人であるということもあってのことか、沖縄で先行上映となった「黒帯 KURO-OBI」。日本以上に海外で「大化け」しそうな予感がするのは私だけだろうか。

×××××


「黒帯 KURO-OBI」(2007年、日本)

監督:長崎俊一
出演:八木明人、中達也、鈴木ゆうじ、大和田伸也、白竜、夏木陽介

銀座シネパトスほかで全国順次公開中。作品の詳細は公式サイトまで。

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