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防衛施設局による哀しい作業強行 沖縄ヘリパッド問題

防衛施設局による哀しい作業強行 沖縄ヘリパッド問題 2007/08/27

米軍北部訓練場の一部返還に伴う沖縄県東村高江区へのヘリパッド移設(新設)問題で23日、事業主の那覇防衛施設局職員は前日までの数度に渡る「警告」の後、ついに強行姿勢に出た。



前回記事:「警告」看板設置に30人動員 沖縄ヘリパッドで防衛施設局

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前回記事でお伝えした看板上部に新たな看板が!23日。

 ◇

 米軍北部訓練場の一部返還に伴う沖縄県東村高江区へのヘリパッド移設(新設)問題で23日、事業主の那覇防衛施設局職員は前日までの数度に渡る「警告」の後、ついに強行姿勢に出た。

 N1地区ゲート前。前日より那覇防衛施設局から24時間体制で派遣された警備員数名が常駐している。現場の状況を逐一防衛施設局へ報告しているようだ。同時に「わ」ナンバー(レンタカー)の車が3台ゲート前を塞いでいる。これも那覇防衛施設局のものだ。その車とゲートの狭い間隙を約15名の市民メンバーが座り込む。

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ゲート前で対峙し現場は緊迫した。23日。(撮影:北上田源さん)

午前9時15分頃数台の車で那覇防衛施設局職員、業者の合計40人近くが現れた。そして数人の警察官も。職員の代表が「作業開始!」と大きな掛け声をかけると、中へ入ろうとする職員と入れまいとする座り込みメンバーの押し問答が始まった。

 しばらくすると、荷台に土嚢が積まれゲート脇に停めたトラックから、職員が土嚢をゲート内へ入れようとした。ゲート横の土手からゲート内へ入った職員と、外から土嚢を手渡ししようとする職員。数名の座り込みメンバーはそれを阻止しようと間に入るが、人数が少ないためかわされてしまう。ゲート内で受けとった職員は土嚢の中身を地面にこぼす。中身は砕石だった。それをあらかじめゲート内に停めてあった重機で敷き詰める作業をする。

 後から駆けつけた数人の支援者も含め必死に止めようとする座り込みメンバー。それを掻い潜り土嚢をゲート内へ入れようとする施設局職員。「邪魔するな!」「作業をやめろ!」双方から怒声が発せられ、現場は緊迫する。ゲート前を守る座り込みメンバーからは「帰れ!帰れ!」の合唱が。1台目、2台目のトラックの土嚢がゲート内へ入れられ、さらに3台目の土嚢が半分ほど入れられたあたりでこう着状態になった。トラックが片側一車線の車道に停められたまま、複数の人間がその周辺で争っている状態は、交通安全上問題だ。

 そこへ警察が間へ入り、それ以上は危険なので双方退くように指示する。職員は渋々それに応じ、引き上げて行った。炎天下の2時間半に渡る攻防が終わった。

 防衛施設局職員の代表を私が初めて目にしたのはなはブロッコリーによる那覇防衛施設局への申し入れの時だった(注)。今年度着任したばかりだと挨拶した彼は、他の職員に比べておとなしそうに見えた。なはブロッコリー側からの質問、追及にも、慣れないのかまともに答えられているとはいえなかった。

 その彼がこの日は豹変した。「今日は話を聴く気はない」「ゲートを開けろ!」。部下に対しては「作業を続けろ!」と居丈高に叫び、警察に向かっては「(阻止メンバーを)逮捕しろ!」と怒声を上げる。まさに軍隊そのもの。部下たちは感情を押し殺し、命令に服していた。

 その瞬間はこちらも必死だったが、後から思い返してみた。あれは怒鳴るのが慣れていない男の怒鳴り方だ。虚勢だ。そういう声を聞くのはこちらも哀しい。恐らく彼も上から散々強く言われてきたのだろう。そう思うと少しだけ彼の人間性に触れた気がし、なんともいえず胸が締めつけられた。だからといって私の思いは変わらない。沖縄にこれ以上の基地はいらない、と。

 防衛施設局側の強硬姿勢に危機感を持った市民らは翌24日午前、「ヘリパッドいらない住民の会」(安次嶺現達、伊佐真次、宮城勝巳共同代表)の結成式を行った。東村民、沖縄県民に向け、豊かな自然環境に恵まれた生活を守るための支援を呼びかけた。

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「ヘリパッドいらない住民の会」結成を宣言する住
民たち。24日。(撮影:岡田耕子さん)


 この日支援者の数は50人を超えた。そのためか、防衛施設局職員は車で様子を見に来る他、目立った動きは無かった。現場への支援者の数が増えれば、人権無視、アセス法違反の事業は止められる。これは沖縄だけの、ましては高江区という小さな集落だけの問題ではなく、日本の、いや世界の問題である。この記事を読むあなたにも関係してくる問題だ。現場へ来られない方は、是非この問題をあらゆる手段で伝えて欲しい。

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